|イベント開催の背景と課題

金曜日の夜、約60名が参加する企業の忘年会を開催しました。
一年の締めくくりとして「しっかりと労いながら、来年につながる交流を生む場」を目的としています。
神戸迎賓館は、大正時代から続く迎賓の場であり、歴史的建築と庭園が一体となった希少な空間です。
そのため、一般的な宴会場のように“演出で盛り上げる”というより、空間そのものを活かした設計が重要になります。
一方で、60名規模の忘年会では
・最初は固まりやすい
・後半は一部の人だけが盛り上がる
といった“温度差”が生まれやすいのが課題です。
そこで今回は、
・空間の“切り替わり”を活かして場の空気を動かす
・自然に人が移動する仕掛けをつくる
この2点を軸に設計しました。
具体的には、
エントランス → メイン会場 → フォト&交流エリア
と、場所ごとに役割を持たせることで、会の流れに変化をつくる構成にしています。

|当日の進行
神戸迎賓館の「アプローチの長さ」や「空間の分かれ方」を活かし、
“移動=場面転換”になるよう設計しました。
18:30 受付・エントランス集合(非日常感の演出)
18:45 会場入場・開会
19:00 乾杯・歓談(前半)
19:40 一言スピーチ
20:00 自由交流(フォト・移動を促す時間)
20:30 締めの挨拶
21:00 おひらき
ポイントは、「空間を使って流れをつくる」こと。
①エントランス〜会場導線
神戸迎賓館は、門から建物までのアプローチ自体が“特別な体験”になる設計。
ここを活かし、受付〜入場の時間で自然と会話が生まれるようにしています。
②メイン会場は“滞在の場”
歓談・食事はメイン空間に集約し、「落ち着いて話せる場所」として設計。
あえてイベントを詰め込みすぎず、会話の時間をしっかり確保しました。
③フォト&交流は“移動のきっかけ”
館内の象徴的な空間(大階段・庭園側)をフォトスポットとして活用。
「写真を撮る」という目的で人が移動することで、自然に交流が広がる流れに。

|ご利用の感想
担当者コメント
神戸迎賓館は、空間自体にストーリーがある会場です。今回のように“場所ごとの役割”を設計することで、特別な演出を入れなくても自然と場が動き、一体感のある忘年会になりました。
お客様の声(匿名)
「移動するたびに雰囲気が変わり、飽きることなく楽しめた」
「普段あまり話さないメンバーとも自然に会話ができた」
といった声をいただき、交流と締めくくりの両方を感じられる時間となりました。


